ディベートとは何か?4つの特徴

ディベートとは、事前に賛否両論のお題を用意して、賛成側と反対側のチームに分かれて、お互いの意見を戦わせて、その説得力を競うゲームです。言い負かし合いや口ケンカと混同されがちですが、ディベートには、1.必ずルールがあり、2.特定のタイムテーブルに則り行われ、3.試合の勝敗は必ず選手に委ねられます。

ディベートが目指しているのは、相手を言い負かすことではなく、キチンと相手の議論を聴いて、その中身(論理)を検証して、その中で自分が考えた反論を、聴き手にわかりやすく伝えるトレーニングです。

はじめまして。社会人の方を対象に即興ディベートの講師をしている木村なおきと申します。2016年から2020年まで即興ディベートの講師として、社会人向けに毎月ディベートワークショップを開催していました。大学時代にディベートサークルに所属して、ディベートをする楽しさに魅了されたのが始まり。社会人になってからも続けてきて、気づけばディベート専門のホームページを作り、ディベートの講師をしています。

今は、性格タイプ論の講師、ウェブデザイナー、セミナー企画コンサルタントとして活動をしていますが、その原点はすべてこの「即興ディベート」にあります。もしも、ディベートがなければ、自分の人生は大きく変わっていたと思います。

この記事では、ディベートとは実際にどんなものなのか?についてお伝えしていきます。

ディベートとは?

ディベートを一言で表すなら、公開討論です。最もイメージしやすいのは、裁判や大統領選ですね。意見対立を前提にしたテーマが用意されて、賛成側(肯定側)と反対側(否定側)に分かれて、聴衆の前で討論を行います。現在は、この「ディベート」にいくつかのルールを加えて、純粋に説得力を競うゲームとして中学、高校、大学、社会人向けの研修で行われるようになりました。

こんな方にディベートは最適

  • 聴く:相手の話を聴けるようになる(何を言っていないかまで)
  • 考える:聴いた意見を自分の中で検証できるようになる
  • まとめる:考えた内容を瞬時にまとめられるようになる
  • 伝える:まとめた内容を聴き手にわかりやすくプレゼンできるようになる

ディベートの試合は、相手の主張を聴いて、検証して、まとめて、伝えるを交互に繰り返すため、言葉のキャッチボールともいわれています。実践コミュニケーション講座ですね。では、ここからディベートの特徴について4点お伝えします。

ディベートの特徴4つ

  1. 必ず異見対立を前提にしたテーマ(お題)がある
  2. 肯定側と否定側のチームにランダムで振り分けられる
  3. スピーチはタイムテーブルに則り行われる
  4. 試合の勝敗は必ず第三者(ジャッジ・聴衆)が決める

ディベート団体によって解釈やルールは異なりますが、おおむねどこのディベート団体でも、この4つは守られています。逆に、この4つが徹底されていないとディベートの効果は半減してしまいます。

では、ひとつひとつを見ていきましょう。

1.必ず異見対立を前提にしたテーマがある

ディベートのテーマは、必ず「●●は××をするべきである」とハッキリとYesとNoが決めやすいテーマになっています。

  • NG:日本政府はコロナに対してどのような政策をするのが望ましいか?
  • OK:日本政府は、緊急事態宣言を発令するべきである

 

  • NG:アフターコロナを乗り切るために、私たちは何をするべきか?
  • OK:日本政府はテレワーク定着率80%に向けてコミットするべきである

ディベートの本質は、「決める」です。これから一緒に考えるではなく、すでに発案された内容に対して意思決定を下すところにあります。

 

 

 

カウンセリング、ロジカルシンキング、プレゼンテーションの講座のように思えるかもしれませんね。この認識は間違っていませんが、ディベートは、それらを実践するアクティブラーニング(能動的学習)だと考えてください。いうなら、あなたが普段から学んでいることを、実践的にアウトプットする感じですね。

主張をしても自己主張はしない

あまり知られていませんが、ディベートの試合では直前まで自分たちが肯定側になるか、否定側になるかがわかりません。

はじめはものすごく難しく感じます。ものすごい早口で話してくる相手の主張をすべて聞いて、その中で盲点や弱点を見つけ出して、その内容を瞬時にまとめて、聴き手の反応を伺いながら言葉選びをしていきます。

はじめから残念なことをお伝えしますが、ディベートの技術を身につけても、資格が習得できるわけでもなく、また新しいお仕事ができるわけではないです。もしも、あなたが今すぐにお仕事をが欲しいのなら、資格を取るか、手に職をつけるか、営業をするか、就職活動する方がよいでしょう。

どんな人がディベートをする?

※職業一覧

 

 

 

 

 

 

 

 

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